
今回はこんな要望に答える内容です。
クリスタでぼかしたい時には、2種類の方法があります。
1.「ぼかしフィルター」を使う
2.「ぼかしツール(ブラシ)」を使う
ぼかしフィルターは広い範囲をまんべんなく、ぼかしツールは狭い範囲を調整しながらぼかすのに向いています。
さっそく実例付きで見ていきましょう!
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1.ぼかしフィルターでぼかすやり方

クリスタには「ぼかしフィルター」という機能があります。
選択したレイヤー全体をぼかす機能です。
(範囲選択することで一部だけをぼかすこともできます。)
ここでは、一般的なぼかしである[ぼかし][ぼかし(強)][ガウスぼかし]を例に解説します。
※他のぼかしフィルターの効果についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

フィルターを適用したいレイヤーを選択する
▼[フィルター]メニュー→[ぼかし]→[好きなぼかしフィルター]を選択

適用したいフィルターを選択する
ぼかしの強さは、[ぼかし]<[ぼかし(強)]<[ガウスぼかし]、その他の順で強くなります。
ガウスぼかしはぼかす強さを細かく調整できるので、広い範囲をぼかしたいときはガウスぼかしを使うのがおすすめです。
一部だけ選択して[ガウスぼかし]を使った場合には、一部だけにぼかしがかかります。

イラストの一部にフィルターを適用した例
ぼかしの境界はくっきり別れます。
2.ぼかしツール(ブラシ)でぼかすやり方

ぼかしツールでぼかす前とぼかした後の例
クリスタには「ぼかしツール(ブラシ)」もあります。
これはブラシと同じ様に、ぼかしツールでなぞった部分をぼかせる機能です。
色んな種類のサブツールがあります。
今回は一番基本の[ぼかし]を使ったやり方を解説します。

今回は目のイラストを用意
▼[ツール]パレットから[色混ぜ]ツール→[ぼかし]サブツールを選択

サブツールから[ぼかし]を選択
▼イラストのぼかしたい部分をペンでなぞる。

ぼかしツールでなぞった部分がぼかされる
コレで、なぞった部分がぼけます。
ぼかす強さを変更したい場合には、[ツールプロパティ]パレットで「にじむ強さ:固定値」に変更して値を変更すればOKです★

「にじむ強さ:固定値」のボタン
値が大きいほど強くぼかしがかかります。

「にじむ強さ:0.5」「にじむ強さ:200」でぼかした例

ぼかしすぎると印象がぼやけるから注意ね。


また見てね★