今回は、我が家で実際行った契約までの1週間前から手順を思い出せる限り備忘録としてまとめておきます。
楽天モバイルの契約自体はすごく簡単だったのですが、なんだかんだ色々トラブルが発生した(知らないことが多すぎた…。)ので、これから実際に「契約しよう!」という人は参考にしてみてください。
特に、乗り換え前の回線(ソフトバンク)の解約/MNP関連で、ミスやトラブルが多く発生しました。
というわけで今回は、
乗り換え前にやっておくべき必要手続きも含めた、楽天モバイルの実際の契約準備、契約方法、注意点、トラブル対処法のまとめ記事です。
結構長い記事ですが、1年無料のためにと思って頑張って頂ければと思います。

楽天モバイルの使用感は「多少不便を感じるところもあるけど、普通には使えるし1年無料だから我慢してもいいかな。」という感じです。
まぁ、大きなトラブルが起きないことと、これから品質が良くなることに期待しましょう。
※本記事はあくまで、我が家が実際に行った契約手順の紹介です。乗り換え前の契約プラン、キャリアなどにより異なる可能性もありますので、予めご了承ください。
(本記事は2020年11月3日時点の内容です。)
▼この記事の内容▼
1-1.楽天モバイルで使う端末を選ぶ
1-2.乗り換え前回線を「解約」するか「MNP」にするか選ぶ
1-3.「MNP」の場合、MNP元の契約者が「本人」か確認。場合によっては本人に変更しておく
1-4.保証に入るか決めておく
1-5.本人確認書類を用意する
2-1.(MNPの場合だけ)MNP元キャリアでMNP予約番号を発行してもらう
3.▼契約当日
3-1.楽天モバイルのページを開いて、キャンペーン情報、貰えるポイント数を再確認
3-2.契約画面の案内通り情報入力
3-3.(要注意!)※絶対に申し込み完了メール、発送メールを確認する
4.▼数日後
4-2.開通手続き
4-3.(超重要)通話SMSアプリ「Rakuten Link」の初期設定、初回利用
4-4.アプリをインストールしたり、端末の初期設定をしたりする
5.契約2ヶ月後末
6-1.MNP前の契約者が本人ではなく、MNP乗り換えできなかった(家族分も父が契約者だった)
6-4.乗り換え前に旧端末のSIMロック解除をネットでやるのを忘れた(ソフトバンク)
6-5.申し込み不備のメールを確認していなくて、再手続き後ギリギリ休日に受け取れた
6-6.子供のスマホ料金を親のクレカで支払いできるかわからなかった
6-7.ソフトバンクにとにかく電話が繋がらなくて、抜ける時の引き留めも凄くて超時間がかかった
7.まとめ
スポンサーリンク
1.▼契約1週間前までにやること

1-1.楽天モバイルで使う端末を選ぶ
楽天モバイルは、対象の端末でしか使うことができません。
推奨は楽天モバイルの公式ページで販売されているAndroid端末です。(iPhoneはXS以降の機種であれば、普通に使うことはできます。※多少の機能制限はあるので、確認しておきましょう。)

とにかく安く買いたいという人は、端末代金に対して還元ポイントが高い端末を選ぶのがおすすめです。

〈端末選びのポイント〉
- ポイント還元率(端末代金に対するもらえるポイントの割合)
- 画面サイズ
- バッテリー容量
- 付属品(ケースや充電器など)
僕と母は「OPPO A5 2020」、父は「Galaxy A7」を買って使っています。
父的にはOPPO A5 2020よりもGalaxy A7 の方が使いやすいと言っていました。初めはOPPOの方を使ってましたが、誤操作が多くて僕と交換して使うことに…。

OPPOの方はスマホケースと画面カバーが標準で付属なので、ちょっとお得感がありましたが、ボタン配置的に誤操作が多い印象です…。
(電源ボタンと音量+ボタン同時押しでマナーモード、電源ボタンと音量-ボタンでスクショなので、初めの頃、父と母は大量にスクショを撮ったり、よくマナーモードになってました。)

いろんな機種がありますがiPhoneから初めてのAndroidだと、初期設定と使い慣れるまでの面倒臭さはどの機種でも大して変わらないと思ったよ(苦笑)
なので「楽天モバイルの1年無料は使いたくておすすめ機種も調べたけど、どの機種がいいか結局わからない…。」という過去の僕ら的な人は、ポイントがお得な端末でもいいかと。
(※ただし、「Rakuten Mini」は画面サイズが小さめで片手での操作には便利な名刺サイズくらい、開通手続きにもWi-Fiが必要なので自分に合ってるかはよく考えましょう。)
(※「arrows RX」には、充電器が付いていません。)
1-2.乗り換え前回線を「解約」するか「MNP」にするか選ぶ
「解約」すると、楽天モバイルの契約時には新しい電話番号を取得することになります。
「MNP」をすると、楽天モバイルにしてからも乗り換え前の電話番号をそのまま使えます。

1-3.「MNP」の場合、MNP元の契約者が「本人」か確認。場合によっては本人に変更しておく
MNPをする予定の人は、契約者の確認は必ずしておきましょう。
MNPを利用する場合、MNP元の回線の契約者(例:ソフトバンク時の契約者)が新回線の契約者(例:楽天モバイルの契約者)と同じ人でないとMNPはできません。
(※楽天モバイル申し込み時にエラーになりました。)
で、これがなぜ重要かというと…
楽天モバイルの1年無料は1人1回線目にしか適用されないんです。

だからMNP元の契約者も家族それぞれになってないとダメなんだ。

具体的にはどういうこと?
言葉だと少しわかりづらいので、下に例を書いておきます。
MNP元で父が家族分契約している場合には、下の例のように楽天モバイルでも父が契約者にならなければMNPはできません。(①の例)
(MNP前後で契約者が変わるとエラーになります。(②の例))
① | MNP元契約者 | 楽天モバイル契約者 | MNP可否 | 1年無料 | |
父スマホ | 父 | → | 父 | ○ | 無料 |
母スマホ | 父 | → | 父 | ○ | 有料 |
子スマホ | 父 | → | 父 | ○ | 有料 |
② | MNP元契約者 | 楽天モバイル契約者 | MNP可否 | 1年無料 | |
父スマホ | 父 | → | 父 | ○ | 無料 |
母スマホ | 父 | → | 母 | ×エラー | – |
子スマホ | 父 | → | 子 | ×エラー | – |
ただし①の場合、父は楽天モバイルで3回線契約することになり、1人分しか無料になりません。
それでは損したと感じますね。
ということで、家族全員分1年間無料にするためには、次のようにMNP元の契約者を本人に変更する必要があります。
③ | MNP元契約者 | 楽天モバイル契約者 | MNP可否 | 1年無料 | |
父スマホ | 父 | → | 父 | ○ | 無料 |
母スマホ | 父→母に変更 | → | 母 | ○ | 無料 |
子スマホ | 父→子に変更 | → | 子 | ○ | 無料 |


1-4.保証に入るか決めておく
保証は新規契約時にしか入れないので、前持って決めておきましょう。
うちの人は入っておいた方が良かったかもと言っていました。
月々650円で、故障、盗難、紛失時に6,000円払えば同一機種と取り替えてもらえます。(※同一機種の在庫がない場合は、指定機種から選択。)

これは、心配な人はという感じですね。
1-5.本人確認書類を用意する
本人確認書類は必ず必要になります。
僕が契約した頃は、本人確認書類の写真をアップロードが(たしか)必須だったのですが、今はアップロードは必須ではなくなり、受け取り時に確認も選べるようになりました。
使える書類は楽天モバイルの公式ページに書いてあるので、確認しておきましょう。
1-6.旧端末のSIMロックを解除しておく
旧端末のSIMロックは解除しておくと、中古買取店での買取価格が上がります。
後で他の格安SIMに乗り換えるときにも使えます。
iPhoneだと6S以降がSIMロック解除対応です。

詳細は各キャリアの公式ページをチェックしてみてください。
2.▼契約3日⁓前日にやること

2-1.(MNPの場合だけ)MNP元キャリアでMNP予約番号を発行してもらう
MNPをするには、MNP予約番号というものが必要です。
これはMNP元のキャリア(auとかソフトバンクとか)に電話するなどして発行してもらえます。
(電話した後、SMSに届く)
各キャリアの公式ページに方法が書いてあるので、ご確認ください。

発行日当日を含めて4日以内に次のキャリアで申し込みをしなければいけません。
(MNP予約番号の有効期限は15日間ですが、MNPをするためには一般的に11日以上有効期限が残っている必要があるので。)

スポンサーリンク
3.▼契約当日

3-1.楽天モバイルのページを開いて、キャンペーン情報、貰えるポイント数を再確認
当日には、必ずキャンペーン情報を再確認しておきましょう!
(キャンペーン情報を確認する→楽天モバイルキャンペーンLP ※期間中限定)

- 1年無料キャンペーンは終わってないか
- キャンペーン対象条件はどうなっているか
- もらえるポイント数は何ポイントか
などが重要ですね。
あと、キャンペーン内容はなるべくスクショを撮っておいた方が良いです。

3-2.契約画面の案内通り情報入力
続いて楽天モバイル のページから契約ページを開いて、必要情報を入力していきます。

入力の流れは公式の解説が動画もあってわかりやすかったので、Rakuten UN-LIMIT V お申し込み方法を参考にしてみてください。

お気軽にご連絡ください。

1人目の回線だけ僕の紹介者コードを使って契約し、契約後、あとの家族はご自分の紹介者コードを使った方が家族合計で貰えるポイントは多くなりますよ。
紹介した方→3,000pt
紹介された方→2,000pt貰える
(※1つの紹介者コードは5回までしか使えません。)
3-3.(要注意!)※絶対に申し込み完了メール、発送メールを確認する
ここが最重要です。
契約ページから申し込みが完了したら、完了メールと発送メールを必ず確認してください。
(届くのに申し込みから少し時間がかかるかもしれません)
内容に不備があった場合には、申し込み不備のメールが届きます。
その場合、内容の訂正などをしないといけないので、少しの間はメールを意識的に確認しておきましょう。

4.▼数日後

4-1.端末・SIMカードを受け取る(本人確認書類が必要)
数日後(もしくは指定日)に端末、SIMカードが届きます。
受け取りの時には、本人確認書類の提示が必要になるので用意しておきましょう。
4-2.開通手続き
開通の手続きは、付属のマニュアルもしくは公式ページの手順を参考にして行いましょう。
楽天モバイル各種製品の初期設定
(端末ごとの動画付き解説なのでわかりやすいです。)

4-3.(超重要)通話SMSアプリ「Rakuten Link」の初期設定、初回利用
Rakuten Linkの初期設定方法も付属のマニュアル、公式ページに書いてあります。
Rakuten Linkの初期設定をする(Android)
Rakuten Linkの初期設定をする(iOS)
ここで超重要なのが、Rakuten Linkの通話とSMSを利用しないとポイントがもらえないということです。
必ず、必要秒数通話して、必要回数SMSを利用しましょう。
(キャンペーンページに記載されています。)

楽天モバイルはRakuten Linkのアプリを使って通話・SMSをしないと有料になってしまうので、デフォルトアプリは変更しておいた方がミスが減ります。
4-4.アプリをインストールしたり、端末の初期設定をしたりする
ここまでくれば、あとは自分が使いたいアプリをインストールして、使いやすいように初期設定をするだけです。
スポンサーリンク
5.契約2ヶ月後末

5-1.キャンペーンポイントが入ってるか確認
我が家の場合は以下のポイントが付与されました。
- 端末同時購入ポイント
- オンライン申し込みポイント
- 事務手数料分ポイント
- 紹介ポイント

もしも貰えるはずだったポイント数が入っていなかったら、サポートに問い合わせをしましょう。
以上で楽天モバイル契約に関する一連の作業は終わりです。
お疲れさまでした。
6.我が家で起きた契約時のトラブルと対処法紹介

6-1.MNP前の契約者が本人ではなく、MNP乗り換えできなかった(家族分も父が契約者だった)
これに関しては先述の「1-3.」の通りなのですが、ソフトバンク時代には父が家族分も契約者だったので、母がMNPできませんでした。
- MNP元で契約者を変更後、MNP予約番号を発行する。
我が家の場合は、手続きの手間、スケジュール的に考えて解約することにしました。

どうしてもMNPが必要な場合は普通に契約者変更をしにショップへ行きましょう。
6-2.登録住所が間違っていて本人確認書類と一致しなかった
父の楽天会員に登録した住所が間違っていて、本人確認書類アップロード時にエラーになりました。
- 心配な人は契約前に、楽天会員の登録情報を確認しておきましょう。
6-3.対象の本人確認書類が手元になかった
弟は免許証やマイナンバーカードを持っていなくて、普段はパスポートなどを使っていたのですが、楽天モバイルの本人確認はパスポートだけではできないようです。
光熱費の領収書も捨ててしまっていました。
マイナンバーカードもないのでコンビニで住民票も発行できませんでした。
- 住民票を役所で発行してもらう

6-4.乗り換え前に旧端末のSIMロック解除をネットでやるのを忘れた(ソフトバンク)
ソフトバンクの場合SIMロック解除は、ネットかショップで行えます。
ネットで自分でやればお金はかからないのですが、これは乗り換え、解約前にしか行えませんでした。
それを忘れていて結局、ショップでSIMロック解除することに…。無駄に2台分の解除料6千円くらいかかりました。
- 乗り換え前にネットでSIMロックを解除しておく。

6-5.申し込み不備のメールを確認していなくて、再手続き後ギリギリ休日に受け取れた
父は申し込み後にメールを確認していなかったので、申し込み内容に不備があることに気付きませんでした。

家族分も契約する人は要注意ですね。
- 申し込み後に「申し込み完了」「発送完了」メールが届くか数日間は確認しておく。
6-6.子供のスマホ料金を親のクレカで支払いできるかわからなかった
契約者は別にしても、クレカは一緒で大丈夫かな?というのは心配になりましたね。
- 楽天モバイルの契約者とクレカの名義は違っても大丈夫なようです。
楽天モバイルのQAにも書いてありました。

6-7.ソフトバンクにとにかく電話が繋がらなくて、抜ける時の引き留めも凄くて超時間がかかった
うちの場合、ソフトバンクでMNPの予約番号発行を発行するだけでも何十分も時間がかかりました。
繋がるまでに数十分、番号発行までの引き止めに数十分。

普段温厚な僕も激おこを通り越して、呆れです。
あれだけ引き止めに時間を使えばユーザー的にはストレスですし、次のユーザーに繋がるまでの時間が延びてストレスが溜まり、乗り換えの今さら値引きサービスの説明をされて更にストレスなので本当に悪循環だと思います……。
- 引き止められそうになって嫌だと感じたら「もう乗り換えるので、最終的にかかる料金とMNPの発行をお願いします。」とはっきりと伝えた方がいいと思います。
7.まとめ

今回は楽天モバイルの契約方法を紹介しました。

我が家も家族全員、1年間通信料無料で本当に助かってます。
よくわからない点、紹介者コードがほしいなどありましたら、コメント、メールもしくはTwitterのDMまでお気軽にご連絡ください。
僕にわかる範囲であればサポートさせて頂きたいと思います。
(お助けしたい気持ちは山々ですが残念ながら専門家ではないので、全ての質問にお答えできるとは限りませんm(_ _)m あらかじめご了承下さい…。)